被災地復興 応援活動 4年目の取り組み

2015年3月11日

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本日3月11日、東日本大震災から4年目を迎えました。

この未曾有の震災により被災された地域が、一日も早く復興し、
お住まいの皆様が本当の笑顔を取り戻されますことを心よりお祈り申し上げます。

私達ヒラオカ宝石は、地元企業と協力して、
4年目となる被災地復興 応援活動の取り組みを3月6日に開催しました。

今年も昨年に続き、高知県土佐市立 戸波小学校の5、6年生児童 36名と先生達と一緒に、
岩手県陸前高田市立 気仙小学校の新入生を含む全校生徒 70名に進呈する「 シューピロー(靴枕) 」を制作しました。20150317181848.jpg

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進呈する品のシューピロー(靴まくら)とは、靴に入れて使用する手作りアイテムで、
衣類の虫よけや芳香剤などに使げわれる樟脳(しょうのう)の原材料となるクスノキを細長く削った木毛を、
土佐和紙で作成された袋に詰め、紙紐でサクランボのように2個一セットにつなぎ、

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さらに、児童のお守りとして、
「元気」や「勇気」などの意味のパワーストーンを組み合わせて心を込めて作成し、ひとつひとつに気仙小学校の児童宛のメッセージも書き添えました。

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今年、戸波小学校の児童達は同じデザインで、シューピローを2セット作成しました。

これは、気仙小学校の児童と同じものを自分達も使用することで、
遠く離れた被災地の児童のことをこれからも忘れない、という思いから、
戸波小学校の児童達にも使っていただくことにしました。

登下校で児童の足を保護する通学靴用のシューピローを自宅で使用することで、
今現在も被災地で不安な毎日を過ごしている家族が、
子どもが無事に帰って来たことに対しての喜びと安心感につなげていただく意味も込められています。

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今年で4年目となる被災地応援活動。

「忘れないでいてくれることが 何よりありがたいことです。」とのお言葉を、
シューピローを受け取られた気仙小学校の児童のお母様から頂戴しました。

震災から4年が経過していますが、
「復興が進んでいる実感が持てない・・」と不安を感じている人が、まだまだ多い被災地。

震災後、岩手県陸前高田市を訪問した際に、
「子どもに笑顔が無いと町が元気にならない・・」というお話を伺いました。

被災された小学校の校長先生は、

「つらい気持ちでいる子ども達が学校では元気に勉強したり、友達と遊んでいる。
 そんな子ども達のおかげで大人である教師も救われている」

と話されていました。

『子どもが笑顔になれば、家族も明るくなる、
  明るい家庭が増えれば、町全体も元気になる。』

そんな思いからスタートした応援活動を微力ですが今後も継続していくと共に、
一日も早い被災地の復興を心より願っております。

※2015年 参加協力企業様: 
・株式会社モリサ 様
http://www.morisa.jp/
有限会社戸田商行 様
http://www.toda-shoko.com/ 
・cocoro*kurumu 様
http://cocorokurumu.ocnk.net/

パワーストーン|ヒラオカ宝石
平岡伸昭