東日本大震災 復興応援活動2018年のご報告(ヒラオカ宝石)
震災後からスタートし
今年で7年目を迎えた東日本大震災 復興応援活動としまして、
被災した岩手県陸前高田市の気仙小学校を元気づけようと
2018年3月2日、高知県土佐市立 戸波小学校の
4、5、6年生児童 39名と先生達と一緒に、
製紙会社「モリサ」さん、包装紙を扱う「cocoro*kurumu」さん、木毛製造の「戸田商行」さんと連携して
気仙小学校の4月からの新入生を含む全校生徒 54名と教職員15名に進呈する
「 シューピロー(靴まくら)」を製作しました。
進呈する品のシューピロー(靴まくら)とは
高知県名産の土佐和紙に、
木材を細長く加工した緩衝材「 木毛(もくめん) 」を詰め
靴に入れて使用するアイテムで、
衣類の虫よけや芳香剤などに使われる
樟脳(しょうのう)の原材料となるクスノキの木毛を
土佐和紙で作成された袋に詰め、紙紐でサクランボのように2個一セットにつなぎ、
「 友情 」や「 健康 」「 夢が叶いますように 」「 勉強を頑張る 」
などの意味を持つ
お守りパワーストーンを組み合わせると共に
ひとつひとつに
「 笑顔になれますように 」などといったメッセージカードを添え、
気仙小学校の児童やご家族に喜んで使っていただけるよう
心を込めて製作しました。
このシューピローは自宅で
登下校に児童が履く通学靴の中に入れて使用することで、
防臭・防カビ効果と共に
被災地で今も不安に過ごしているご家族の皆さんに
大切な子どもが
「 今日も無事に帰ってきてくれた 」と
喜びと安心を感じていただきたい、との思いが込められています。
戸波小学校と気仙小学校との交流は、今年で5年を迎えました。
気仙小学校の校庭には仮設住宅が建てられ、
まだまだ復興途中である被災地の状態に児童も驚いていましたが
その仮設住宅も昨年の夏に撤去され、
秋には学校の校庭で運動会を行うことができたそうです。
シューピロー作り2日前には
気仙小学校の児童達が作ったお米が届けられ、
上級生が握ったおむすびを
戸波小学校の児童全員が美味しく頂いたそうです。
高知県と岩手県は遠く離れていますが、
新しい交流も生まれ
被災地への想いを持ち、心を寄せることで
児童達はお互いを身近に感じているようです。
「子どもに笑顔が無いと、町が元気にならない・・」というお話を
岩手県陸前高田市を訪問した際に伺い、
『 子どもが笑顔になれば、家族も明るくなる、
明るい家庭が増えれば、町全体も元気になる。 』
という思いから、
少しでも復興のお役に立てればとスタートした被災地応援活動も
今年で7年目を迎えました。
児童達も
年に一度の応援活動を通じ、被災地を想うと共に
いつ起こるかわからない地震に備えた防災意識を高めています。
微力ながらも今後もこの活動を継続していくと共に、
一日も早く被災地の復興と
不安の無い日常生活を取り戻せますことを心より願っています。
パワーストーン|ヒラオカ宝石