2月1日がナゼ「重ね正月」「一夜正月」なのか?

2015年2月1日

本日 2月1日は、「重ね正月」もしくは「一夜正月」です。

お正月は1月1日でしたが、2月1日もなぜ「正月」と呼ばれるかというと、

現在の暦では、正月に年齢が変わりますが、2月1日は正月後の最初の1日であることから、
重ね正月・一夜正月は、2度目の正月として厄年となる人に仮に一つ歳をとらせて、
早く厄年をやり過ごそうとする風習に由来します。

古来より伝えられ、江戸時代に広まった厄年・厄祓い、
忌み嫌われる厄年を早く済ましてしまおう、という意図で、
厄年に入った人に、2月1日を1日だけのお正月として、さらに1歳加算することで、
本来ならば向こう一年続くはずの厄年がたった1ヶ月で終わるという風習の重ね正月・一夜正月。

数え年で、
女性の場合は、4歳、19歳、33歳、37歳、61歳

男性の場合は、4歳、25歳、42歳、61歳
とされている厄年。

特に要注意とされる〈 大厄 〉は、女性 33歳、男性 42歳です。

なぜこの年齢が大厄なのかは、いろいろ諸説ありますが、
「33」が(散々=さんざん)、「42」が(死に=しに)と読めるので、
言霊として縁起が悪い、というものや、

厄年の考えが広まった当時の人々の平均寿命が、40代前後であったことなどから、
健康に注意すべし、という注意・警告の意味も込められていたという説もあります。

また最近では、女性の33歳はホルモン分泌の低下や、男性の42歳は免疫力が低下したりするために、男女共に体調不良が起こりやすい年齢というデータもあるそうです。

2回目の正月を設定して厄や不運をかわしてしまうというのは、かなり強引ですが、
それくらい不安で忌み嫌っていた「厄年」。

誰もが必ず経験する厄年ですので、不安を取り除く意味でも、
一年間のお守りとして、厄除けのお守りパワーストーンをぜひ身につけてみてはいかがでしょうか。

◇ 運気が悪くなる『 厄年(前厄、大厄(本厄)、後厄) 』の生年月日は?Yakuyoke-topbnr_s.jpg

パワーストーン ヒラオカ宝石
平岡伸昭

厄除け

Posted by ヒラオカ宝石